Windows XP on VirtualBox

Ubuntuをメインに使うようになって思うようになったことに、いろんなロケーションで使う必要のあるWindowsはよりポータブルな環境で構築すべきだというのがあります。

考えるとやはり、仮想マシンとして使用するのがWindowsのベストな使い方な気がしてきました。最近はDropBoxやMozyなど便利なオンラインストレージもありますし、仮想マシンのスナップショット機能を使えば、環境の構築・再構築はかなり容易です。

かつ、Linuxをホストにすれば、Linuxはディスクの管理が得意なOSなのでより良いかなと。



今回は、Windows XPVMとして利用するための覚書ですが、仮想ディスクをSATAネイティブ(AHCI)で使用するための覚書です。

AHCIのドライバをどのタイミングであてるかが問題ですが、方法としては3つほど考えられます。

  1. ドライバ統合したOSイメージを作成する

    nLitevLiteを使用し、ドライバを統合した形でOSのイメージファイルもしくはメディアを作成しておく。
  2. とにかくOSを先に入れちゃう

    BIOSでいったんコンパチ(PATA互換モード)で動くようにしておき、OSをインストール後、ドライバを当て、その後再度BIOSAHCIモードに変更。
  3. OSインストール時にドライバを適用

いろんな仮想マシンマネージャを使いましたが、VMに限って言うと、1か3の方法が無難のようです。私は3の方法でやってます。

インストール手順

月並ですが、インストール手順です。物理マシンのそれと何ら変わりないです…。

ドライバの入手

Intel(R) Matrix Storage Managerを使用します。

Chipsets 32-bit Floppy Configuration Utility for Intel® Matrix Storage Manager version 7.0.0.1020

解凍するとF32.IMAというフロッピーイメージが展開されると思います。

マウントの設定

CD-ROMイメージ、フロッピーイメージ、起動順およびハードディスクの設定は以下のとおりです。

vboxxp1.png

ディスクが見つかりません。

CD-ROMからブートし、インストールが始まりますが、F6の連打を忘れると、OSからはディスクが見えません。F6を連打し、先にドライバをインストールする必要があります。

vboxxp2.png

ドライバのインストール

F6を連打を忘れなければ、以下のようなドライバをインストールする画面が出現します。

vboxxp3.pngvboxxp4.png

あとはいつも通り

ドライバさえインストールできれば、OSからディスクが見えるので通常どおりOSをインストールできるようになります。

vboxxp5.png