UbuntuでCG-WLCB300GNM(無線LAN PCカード)をセットアップ
引越しに備えて、無線ルータを新調しました。買ったのはCoregaのCG-WLBARGNH-P(ASIN:B001CETX2Y)という無線LAN PCカードとセットのモデルです。
ルータのセットアップに先駆けて、PCカードの方のセットアップを行いました。
PCはThinkPad X60、OSはUbuntu 8.04です。

ルータのセットアップに先駆けて、PCカードの方のセットアップを行いました。
PCはThinkPad X60、OSはUbuntu 8.04です。

■ドライバをインストール
CG-WLCB300GNMのドライバ(Windows用)はこちらからダウンロードできます。
UbuntuでWindows用のWLANドライバを利用するには、ndiswrapperを使えばいいみたいです。
ndiswrapperのインストール
まず、ndiswrapperをインストールします。
$ sudo apt-get install ndisgtk
ndisgtkはndiswrapperのGUIフロントエンドになりますが、これをインストールすれば、依存でndiswrapper-common、ndiswrapper-utils-1.9もインストールできます。
ドライバのダウンロードと展開
$ wget -q http://corega.jp/support/download/driver/wlcb300gnm_100.exe $ file wlcb300gnm_100.exe wlcb300gnm_100.exe: MS-DOS executable PE for MS Windows (GUI) Intel 80386 32-bit $ unzip wlcb300gnm_100.exe
ファイルの展開は、fileコマンドの結果次第でlha xなどと読み替えて下さい。
ドライバのインストール
$ sudo ndiswrapper -i ./Driver/CG-WLUSB300GNM/WLUSB300GNM.inf
ドライバはfind . -name '*.inf'などで、適当なものを選択。
確認
$ ndiswrapper -l wlcb300gnm : driver installed device (1814:0701) present
一応、ndisgtkでも確認してみます。
[システム]->[システム管理]->[Windows Wireless Drivers]で確認できます。
モジュールの登録
$ sudo ndiswrapper -m
これで、modprobeでモジュールのロード、アンロードができるようになります。
参考:
第23回 無線LAN関連のTips:wavemon・ndiswrapper
■ThinkPad X60のパームレストはやはり熱い
X60ユーザはやはりこの問題に悩まされていて、冬なのでほのかに温かい程度なら、逆にうれしいんですけど(笑)、使っているとヒリヒリしてきて、いつ低音火傷を起こしてもおかしくない程です。
犯人は、内臓無線LAN(Mini PCI Expressカード)であることがほぼ特定できていて、多くの方が取り外してしまっているみたいです。
なので、私もこの無線LAN PCカード購入を内臓無線LANを諦めようと思っています。