Vista(仮想マシン)でパーティショニング

前回VMware Converterを使って、Windows VistaがプリインストールされたHDDを仮想化し、VMware Playerで再生するところまでやりました。

今回はそいつを物理ディスクでもそうやるように、GPartedでパーティショニングを行いたいと思います。*1

*1 : Vistaの場合は、OSの機能である程度はパーティションを圧縮し、未使用領域を増やすこともできますが。

Vista(仮想マシン)のパーティショニング手順

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前回は、40GBのCドライブのみという構成でした。これをCドライブを16GBくらいまで縮小したいと思います。GPartedを使ったことのある方ならお馴染みの手順です。バックアップはとっておいたほうがいいと思います。

  1. こちらから、GParted Live CDのisoイメージをダウンロードします。
  2. 以下の内容をvmxファイルに追加します。
    bios.forceSetupOnce = "TRUE"
    ide0:0.present = "TRUE"
    ide0:0.autodetect = "TRUE"
    ide0:0.deviceType = "cdrom-image"
    ide0:0.fileName = "gparted-live-0.3.9-4.iso"
    

    一行目は結構重要で、VMwareでは、仮想マシンでBOOTメニューを起動するのが、なんというか、難しいです…。なので、仮想マシン起動時にBIOSメニューを1回だけ強制的に起動しようという設定です。(仮想マシンが再起動するとBIOSメニューはあがりません)

    この設定は物理マシンでいうところのGPartedのCDをCDドライブにセット、BIOSの起動ボタンを連打するといった感じでしょうか。

    ちなみにvmxファイルのパラメータについては、ここが参考になります。

  3. 仮想マシンを起動し、BIOSメニューでHDDより先にCDドライブを読み込むように

    20081022gp02.jpg

    順番を入れ替えたら保存し、抜けます。
  4. GParted Live(Default settings)を選択し、Gpartedを起動

    20081022gp03.jpg

    選択後、keymapの設定などを選択するとGpartedが起動します。
  5. リサイズ/移動

    20081022gp04.jpg

    起動したら、リサイズ/移動メニューを開いて、現在表示されているパーティションを縮小し、リサイズ/移動ボタンを押します。
  6. Apply

    20081022gp05.jpg

    リサイズの設定が終わったら、Applyします。私はチェック入れるようにしています。

    完了したら、Exitをダブルクリックして抜けます。(自動的に再起動します)

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以上で完了です。