フォトストリームが使いたくて、自宅の写真管理を見直しました♪

Paradise River near Narada Falls, Mount Rainier National Park, Washington
Creative Commons License photo credit: R. Alton

今更ですが、来ましたね!iOS5
iCloud、これまで自分で作ってきた環境もあるので、積極的に使う理由もないのですが、”フォトストリーム”だけは絶対に使いたい!と思いました。でも、Macでフォトストリームを活用するにはiPhoto App (¥1,300)Aperture App (¥6,900)が必要とか…。

実は、これまで写真といえば、NASへのバックアップ(手動w)とFlickrへのアップロードを行っていたくらいで、ちゃんと管理しているとは言えない状況でした。(マカーでありながらiPhoto使ったことありません…)
今回、「フォトストリームが使いたい!」と思い立ったのをいいことに、自宅の写真管理の仕組みを見直してみました。

やったこと

これまでの環境(NASでの写真管理/バックアップ)を活かしつつ、フォトストリームを使えるようにするために私がやったことは大きく3つあります!

  1. Aperture購入!
  2. 外付けハードディスク(LaCie)購入!
  3. NASへのバックアップ自動化

そう!だいたい買い物です(笑)
では、次項以降で一つずつ説明します!

1.Aperture購入!

Macでフォトストリームを活用するためには、iPhotoかApertureが必要。
私はNikon D7000購入以降、ものすごい枚数の写真を撮りまくっていますし、これまでの写真の枚数も膨大。ならば、ということで、複数のライブラリの切り替え・統合をサポートしているApertureでちゃんと管理しようと思い、Apertureを購入しました。
あと、D7000購入以降、いろんなRAW現像アプリを試用しながら比較検討していた中で、Apertureの使い心地がなかなか良かったのも購入動機のひとつです!

Aperture

カテゴリ: 写真
価格: ¥6,900 App


2.外付けハードディスク(LaCie)購入!

ファイル

旅先、MacBook Airで写真管理をしなければいけないかも知れません。複数のMacでApertureによる写真管理を行うことを想定した場合、やっぱり写真はローカルではない外部のHDDが良いだろうと考えました。
Apertureには参照マスタという仕組みがあって、それを使うと、一覧表示用の写真(サムネイル)や管理情報はローカルに保存、写真本体は外部に保存という使い方ができるようです。ですが、

にあるように、

  1. Mac OS 拡張ボリューム(HFS+)
  2. NASは非推奨

ということが制約みたいなので、外付けハードディスクを使うことにしました。購入したのはMacでは評判の高い、LaCieのハードディスクです!

ちなみにTime Machine用と、Apertureの参照マスタ用にパーティショニングしました。

3.NASへのバックアップ自動化

Apertureによる写真管理が一手増えたので、どこかで一手減らそうと、これまで手動で行っていたNASへのバックアップを自動化(cron)する事にしました。
これは、都合のいいことにこれまで使っていたBUFFALOのNASrsyncに対応していたので、rsync増分バックアップが可能でした!

$ nmap -sT <NASのIP>

Starting Nmap 5.51 ( http://nmap.org ) at 2011-10-25 01:58 JST
Nmap scan report for <NASのIP>
Host is up (0.0048s latency).
Not shown: 991 closed ports
PORT      STATE SERVICE
22/tcp    open  ssh
80/tcp    open  http
139/tcp   open  netbios-ssn
443/tcp   open  https
445/tcp   open  microsoft-ds
548/tcp   open  afp
873/tcp   open  rsync
8873/tcp  open  dxspider
22939/tcp open  unknown

Nmap done: 1 IP address (1 host up) scanned in 0.15 seconds

rsyncMac標準で入っていますが、nmapはHomeBrewMacPortsなどパッケージ管理システムからインストールする必要があります。

#!/bin/sh
/usr/bin/rsync -avv --delete /Volumes/Library/Photos <NASのIP>::disk1_backup

こんな感じのスクリプトをcronに登録して定期的にバックアップすることにしました。

あとがき

photo

ちょっとマニアックな記事になってしまいましたが、我が家の写真管理周りをポンチ絵にしてみました。
Flickrのアップロード周りももう少し楽にしたいんですが、しばらくはこんな感じで運用してみます。
せっかくAperture買ったんだし、RAW現像もチャレンジしてみたいと思います。

それにしても、フォトストリーム、やっぱりいいわ〜。