Gmailで受信したメールをノートブック、タグを指定してEvernoteへ自動保存する♪
本文中に赤字で注意事項、制限事項を追記しました。リスクをご理解の上、自己責任でお試し下さい。
0.はじめに
Evernoteへの情報収集はしばしばGTDのそれに置き換えられます。
つまり、いったんInbox(デフォルトのノートブック)に情報をためておいて、「これは何か?」というのを自問自答しつつノートブックなり、タグなりで整理していく感じです。
このフロー、実にEvernoteにフィットしていると思うのですが、自動で機械的に収集したものについてもそのフローで回せるでしょうか?
少なくとも私には無理でした(;^ω^)
自動で収集するものについては、整理まで自動化しよう!というのがものぐさな私なりの考えです。
Webページのクリッピングについては、ノートブック指定/タグ指定して自動で収集する方法はいろんなページで紹介されていますので、今日はGmailで受信するメールについてノートブック/タグを指定して収集する方法を書いてみます。
定期的に送られてくる明細や、メルマガなど、ノートブックやタグを指定してEvernoteも自動保存しておきたいものはメールでも結構ありますよね!
1.tarpipeのご紹介
tarpipeをご存じない方のために、簡単にご紹介をさせていただきます。
- Yahoo!Pipesと似たマッシュアップツール
- OpenIDに対応しているので、すぐにはじめられる :)
Gmailを使ってる方はすぐにでもはじめられます。
- Yahoo!Pipesと比べできることは少なく、とっつきやすい :)
- 多数のSNSのステータスをアップデートすることが得意 :)
Flickr、Facebook、Twitter、TwitPic、Evernote、Tumblrなど多数の有名SNSに対応しているため、メール1本でこれらのサイトに写真をマルチポストなんてことも簡単にできます。 - ちょっとしたテキストの加工なら可能
といった感じです。
SNSとの連携が非常に特徴的なWebサービスですが、今日はSNS連携は一切使わずメールとちょっとしたテキストの加工だけでお題のことをやります。
2.ノートブック/タグ指定メール自動転送までの流れ
tarpipeで、メール用のworkflowを作成するとメールアドレス(xxxx@tarpipe.net)が作成されます。
このとき受信メールの件名を
受信メールの件名 @Evernoteのノートブック #Evernoteのタグ1 #Evernoteのタグ2...
となるようにして、メールの送信先をEvernoteのメールアドレスにしておきます。
そうすれば、
という流れになります。(絵なしで説明してすみません…)
3.workflowのご紹介
コピー用のworkflowを以下に公開しています。
使ってみてもいいという方は、"clone"をクリックした後、ご自分用に編集してみて下さい。
※ clone作成後、workflowの画面で"publish"をクリックしないようにして下さい。
Evernote保存用メールアドレスが他人に漏洩してしまいます。
publishをクリックしてしまった方は、"unpublish"をクリックしてください。
他人からEvernote保存用メールアドレスにメールが送信されていると見受けられる場合は、Evernoteのページで設定から”送信用メールアドレスのリセット”ボタンを押下して環境を構築しなおす必要があります。
編集するのは、数字で番号を振った2カ所です。
①で保存したいEvernoteのノートブック、付けたいタグ、②でEvernote保存用のメールアドレスをそれぞれ指定します。
※ ①で指定するノートブック名、タグ名にはまだ日本語が使えないようです。申し訳ないですm(_ _)m
(@Kiphonenさん、@goryugoさん、情報提供ありがとうございます!)
編集が終わったら、左ペインの"save workflow"ボタンを押下してworkflowを保存して下さいね。
それと、左ペインに表示されているメールアドレスはGmailのフィルタの転送先として後で登録します。
4.Gmailの転送設定
説明するまでもないかもしれないのですが、念のため。
以下の手順に従い、Gmailの転送先にxxxx@tarpipe.netを追加します。
確認コードがxxxx@tarpipe.netかEvernoteに送信されます。
Evernoteで確認する場合は、おそらくデフォルトノートに保存されていると思いますのでご注意ください。
というのも、このメールの件名にはおそらく"@"が含まれるから(;^ω^)
転送先の設定が終わったら、以下の手順に従ってフィルタを作成/修正します。
以下、iTunes Storeからの請求明細を転送する例です。
5.おわりに
実は、tarpipeでMailモジュールを使用して、マルチバイト文字が通るようになったのはつい最近だったりします(;^ω^)
書いていて気付きましたが、tarpipeでのworkflowの作成については一切説明しませんでした。
それだけ敷居が低くわかりやすいサービスではあるのですが、ちょっとひどいかな…。
いろんなWebサービスがありますが、自動化できる部分は積極的に自動化して、やるべきことにもっと時間を注ぎたいですね!