はてブした記事を(ほぼ)全文化し自動でEvernoteに保存する! 〜 スクリプト公開
Twitterで仲良くさせていただいている@goryugoさん。実践ありきで、エビデンスが豊富な素晴らしい記事を毎回アップされています。必読のブログですよ!
そんな@goryugoさんのEvernote連載記事で、なんと先のEvernote自動保存スクリプトを取り上げていただきました!
この連載記事は、何をEvernoteに保存したら面白くつかえるかのか、アイデアの宝庫です!
ちょっとアイデアを拝借して、前回公開したGoogle Readerの共有アイテム->Evernoteの自動保存スクリプトのはてブ版を用意しましたので、こちらも公開します。
つまり、はてブした記事をInstapaperの画像付きテキスト形式に変換し、ほぼ全文をEvernoteに保存(メール)するスクリプトです。hatebte(ハテブテ)との違いはInstapaperを使っているかどうかというところです(^^;A
パーサを置き換えれば、インプットをどこでも切り替え出来るようにしたいのですが、まとまった時間が取れるときまでの課題にしておきます(^^;A
1.ダウンロードとご使用について
以下のリンクをクリックして、ダウンロードしてご自由にお使いください。
使用に際しては、自己責任でお願いします。
設置については、前回同様にこれらのスクリプトに実行権を付与し、自動化する場合はcronに登録してください。
2.スクリプト構成
以下がスクリプトの構成です。基本的に前回のGoogleリーダ版と変わらないのですが、スクリプト名は同じでもインタフェースが変わっていたりしますのでご注意ください。処理の途中でいくつか一時ファイルを利用するのですが、削除しないようにしてください。
- hb2e.sh
メインのラッパースクリプトです。設置にあたり、このファイルを幾つか修正いただく必要があります。ファイルの入出力等を行います。
インタフェースは、hb2e.sh
です。(引数なし)
- print_url.pl
はてブのフィードのパーサで、必要な情報のみに標準出力に出力します。
インタフェースは、print_url.pl <フィードのファイル> <ノート保存オプション> <タグ保存オプション>
です。特に意識しなくても使えるようにしています。
- send_en.pl
メールを送信するためのスクリプトです。これはGoogleリーダ版から唯一修正がありません。
インタフェースは、send_en.pl <記事URL> <Evernote保存用メールアドレス> <Evernoteオプション(ノート、タグ)> <共有ノート>
です。これも特に意識しなくても使えます。
3.パラメータの説明
使用を開始するにあたり、hb2e.shに記述しているいくつかのパラメータを修正していただく必要があります。以下に説明します。
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
HATEBU_RSS_URL | はてブのフィードのURLを指定します。http://b.hatena.ne.jp/username/rssの様なURLですので、赤字の部分をご自分のIDに変更すればOKかと思います。 |
COMMENT_FLG | ブクマ時に自分がつけたコメントまで保存するかどうかを指定します。 on: ノートも保存 その他: ノートは保存しない |
USE_HB_TAG | はてブのタグをEvernoteのタグとしても使用するかどうかを指定します。 on: はてブのタグをEvernoteのタグとして使用する その他: はてブのタグをEvernoteのタグとして使用しない |
EN_MAIL_ADDRESS | Evernoteの保存用メールアドレスを指定します。 |
EN_NOTE | 記事をEvernoteのどのノートに保存するか指定します。@ノート名の形式で指定してください。指定がない場合はデフォルトノートに保存されます。 |
EN_TAG | 記事につけるタグを指定します。#タグ名の形式で指定します。スペース区切りで複数指定できます。Evernoteですでに作られているタグである必要があります。はてブのタグを使用する場合、はてブのタグとここで指定したタグがEvernoteのタグとして保存されます。 |
THIS_DIR | このスクリプトを設置するパスを指定します。Coreserverのホームディレクトリで展開した場合は、/virtual/username/hb2eになります。 |
ということで、はてブのタグをそのままEvernoteのタグとしても使用できるようにしているのが最大の特徴です。
4.ひとこと
情報をどの様に貯蓄して、どう想起するかは別にしても、いったんはてブにストックするという方が多いように感じたので、はてブ版も用意してみました。
あと、前回の記事でびっくりしたのは、cron環境を使える方が意外に多いんだなぁということ。
なので、Webサービスとしてこういうものを提供するスキルが私にはないんですが、使えそうな物なら発信していくべきだなと考えさせられました(^^;A
世間はiPad一色で、私もiPadを購入したんですが、正直まだインプレッションを語れるほど使えてなくて、KYな記事を書いてしまいました(^^;A
理解が追いつき次第iPadのことも書いていきたいと思いますので、よろしくですー!