購入したアプリのURLスキームを整理してみました。iPhoneをより上手に使えるようになるために…
わかりやすい例でいうと、GoodReader。
SafariでWebページを閲覧中に、アドレスバーでURLの頭に「g」を付けると、現在閲覧中のページをダウンロードすることができますよね。つまり「ghttp:」、「ghttps:」がGoodReaderのURLスキームです。
Firefoxを使っている方は、アドレスバーに「about:config」と入力して、Firefoxの設定を編集した経験があるかと思います。古くはNetscapeの頃にも存在していたものですが、知っているとアプリケーションをより便利に使えるようになるかと思います。
■iPhoneにおいてURLスキームはどういう役割を担うのか
iPhoneユーザにとって、アプリがもつURLスキームは、開発者がユーザに提供したAPIのようなものです。アドレスバーや、ブックマークレットを使えるSafariが主役になると思いますが、今後URLスキームのインタフェース次第で、ユーザがどんどん便利なブックマークレットを書いていくようになるでしょうし、ローカル環境でもアプリが連携できる様になれば、iPhoneをより上手に使えるようになると思います。
その点においても、GoodReaderは現時点で、アプリ連携においても最強だとおもいます。
■私が購入したアプリのURLスキーム一覧
以下に私が購入したURLスキームを持っているアプリを挙げます。アプリ名は、わかりやすさ重視でiPhone上のものであったり、iTunes上のものだったり統一感がない点はご了承くださいm(_ _)m
アプリ名 | URLスキーム |
---|---|
1Password Pro | 1password:、onepassword:、1p:、onep: |
2Do | twodo: |
AppBank | appbank: |
AppMiner | appminer: |
BB2C | beebee2seeopen: |
ColorSplash | colorsplash: |
Delivery Status touch | deliveries: |
domo Todo+ | domotodo: |
Echofon Pro for Twitter | twitterfon:、echofon: |
Evernote | evernote: |
Feeds | rssfeed: |
FingerFinger | NewPhoto: |
GoodReader | ghttp:、ghttps:、grhttp:、grhttps:、giwhttps:、giwhttps:、gropen: |
ItemShelf | itemshelf: |
Layer | layer: |
Midomi | midomi: |
MindMeister | mindmeister:、mindmaker: |
MyWebClip | mywebclip: |
Newsstand | newsstandopml: |
Notifications | notifications: |
RaibowNote | rainbownote: |
Remember The Milk | rtm:、mobilertm: |
ServersMan | serversman: |
SimplyTweet | simplytweet: |
Star Walk | starwalk: |
TweetDeck | tweetdeck: |
Tweetie 2 | tweetie: |
Twittelator Pro | twit: |
Wikiamo | wikiamo: |
Y!地図 | yjmap: |
はてブポケット | pocket: |
バッテリーログ | BatteryLog: |
ロングマン現代英英辞典【5訂版】 (LDOCE5) | dict: |
URLスキームのインタフェースの充実度はアプリによってまちまちですが、単にこれらのURLスキームだけをSafariのブックマークに登録しておけば、Safariをアプリケーションランチャとしても活用できるようになります。
内蔵ブラウザのあるアプリはSafariのアドレスバーで
pocket://http://d.matu.biz/
などとやると、直感通り動いてくれることもあります。
URLスキームにどういったパラメータを渡せば、どのような振る舞いをしてくれるのか確認するには
Open URLというアプリが便利です。
■がんばれEvernote
アプリ連携において、最も理想的な形を示してくれたのがDocScannerかなと思います。
スキャンした画像をEvernoteにアップすることができるのですが、DocScannerのEvernote連携は、オンラインのノートと同期するものではなく、ローカルのノートと同期します。
これは、DocScannerがEvernoteのAPIを利用し実装されているからだと思いますが、こういったことを、URLスキームでできるようになれば、より便利だろうな勝手に妄想しています。
Evernoteは現在のところ、「evernote:」で起動することくらいしかできないので、ぜひ、URLスキームのインタフェースを改善して、ローカルでも使いやすくなるとうれしいなと思います。
URLスキームのインタフェースを理解し、よりiPhoneを活用していきたいなと思う今日この頃です(^^)